この部分だけ見たら何やと思いますか?
春に土手などに生えるツクシ(スギナ)ににていますが、これはトクサです。
漢字で書く砥草で表面が堅く、特に筋状の部分がザラザラしており昔から木工細工やさび落としに使
われていました。
とぐくさ → とくさ と変化したのでしょう。(ひねりまったくナシ
)
その堅さの元はケイ酸で、ケイ酸はガラスの主成分。
要するに葉の細胞内にガラスの粒子がたくさん含まれているということですね。
実際にこのトクサで木の板を磨いたことがあるのですが紙ヤスリで磨いているような感じでした。
茎は中空で節があり引っ張ると節で抜けます。
節の部分にははかま状のものがありますが、このはかま状のギザギザが葉に相当します。
スギナやトクサはシダ植物なので胞子を頭部の胞子葉群から飛ばします。
このトクサは独特の樹形が面白く日本庭園などでも手水鉢横などに植栽されたりします。
我が家にも同じ仲間のヒメトクサをビオトープ回りに植えています。
ただしこれは細すぎて紙ヤスリの代用にはなりそうにありませんが・・・
今日はすごい風ですね。今夜はちょっと準備を
しとかないとだめかな?なんて思ってます。
東京スカイツリーですか!
ちょっと見ない間にグリーンの塗装がされたんですかね(^o^)
台風12号による風雨がかなり強くなってきました。
被害がなければいいんですが・・・
使えるとは便利ですね。細胞内にケイ酸を
含んでいるとはすごいです。
勉強になりました〜。
かなり原始的な形状を残しているんだと思います。
こういった植物の性質を見極め使ってきた先人達は
すごいですね(^^)